クリスマス・イブの夕方
今年はバタバタと忙しくて、ふと気づいたらもうクリスマス・イブ。
ビックリ!ビックリ!
ヤバイ、何も用意してない
娘はもうサンタさんご卒業ということで、お父さんとお母さんから何か買ってあげるね、と言ってあるけど、息子にはまだサンタ協会会員の地位を保ったままなので
昨日の夜、夫婦で深夜に緊急会議を開いたものの、決まらず
息子が欲しがっていたものは、iPhone、iPad、Switch(ライトじゃない方)
どれも高すぎるわ!
とはいえつまらないものだと親もつまらない
ビックロの中をずーっとウロウロしてしまった
腕時計にしようかなあと思ったけど、まだまだちっさくて細い腕に、ちゃんとした腕時計なんて無理だし
結局オモチャフロアに
いっそSwitchライトにしちゃうかなーと思ったけれど、ライトだと振動とかないし、機能的に残念な気が…
一時間くらい考えた挙句、マリオパーティのコントローラー付のものにした
そして長い列を並んでいる間にクリスマスカードも選んだ
支払いを済ませたあと、疲れ果てたため&カードにメッセージを書くためにB1のカフェに入った
甘ーいカフェモカが今は美味しい
サンタさんから、「サンタ的にはもっと君のためになるプレゼントにしたかったけど、君の親御さんがSwitchの素晴らしさをあまりにも力説するのでこれにしてしまったよ、勉強の合間の息抜きにやるんだよ」とのメッセージが、私の代筆で書かれた。
その後、せっかくなのでケーキも買おうと伊勢丹のデパ地下に。
いつも混んでるけど、今日はまさにお祭り騒ぎだ。
長い長い列が、ニョロニョロクネクネ、売り場の間の通路をまるでゼルダの伝説のムカデのように続いている
「最後尾」「中継点」などと書かれたプラカードが何枚も立っていた
疲れ切った身体で更に行列に並び、ピンクの可愛いケーキを手に入れた
ケーキを持って家路につくのは、想像以上にワクワクした
隣を歩いていた白髪のでっぷりとしたおじさんが、洒落た花屋で小さな花束を買っている
みんなそれぞれのクリスマス・イブを楽しむんだなあ。
ここはなんて豊かで幸せなのだろう
ホッコリあたたかくなった胸を抱えて家まで歩いていった
家に近づくと、ベランダで洗濯物を取り込む娘の姿が。
もっと早く取り込んどけー!と怒鳴りたいところだけど、今日ばっかりは、
「おーい、ケーキだよ!」
と、手を振った
歓声を挙げる娘
うーん、なんて幸せなクリスマス・イブなのだろう!